15年前のMax Maraコート
私は、着なくなった服はすぐ捨ててしまいます。
ですので、クローゼットは比較的スッキリしているほうだと思います。
でも、長い間、着ないのに捨てられないものがありました。
それは、MaxMaraのウールコート。(キャメルではなくラナウールです)
15年以上前に買ったと記憶しています。
ラグラン袖で、たっぷりした身幅。
ウエストは共布ベルト(バックルなし)で締めることもできます。
気に入って着ていたのですが、当時、世の中は急激に「ミニマムサイズ」「ダウンコート」の方向へ。
このコートのようなビッグサイズは時代遅れの象徴となり、私もモンクレールの「バレンタイン」を着るようになりました。(当時はヴァレンティーヌじゃなくてバレンタインと読ませていました。なつかしい方もおられるのでは♪)
普通だと、このコートも廃棄処分になるのですが、生地も暖かく気に入っていたため
「年齢を重ねたとき、このコートをその時の流行の形にお直しして着たい」
と思い、保管しておきました。ビッグサイズなので、ある程度お直しの融通がきくと思ったんですよね。
で、ふと今シーズン、このコートを箱から出してみたんです。
着てみると、なんとなんと、そのままで今年らしい形。
これはラッキー!と、勇んで外出しました。
そしたらびっくり
「すごく寒い」のです。
生地からすーっと風が入ってくるような感じ。
3年前に買ったADOREのウールコートと比べると、本当に寒い。
試しに秋用の麻&ウールのコートと比べてみると(外に出てみました)、
びっくり、秋用コートのほうが暖かい!
おそらくですが、この15年の間に、コートの防寒技術がかなり高まったのではないでしょうか。
暖かいコートに慣れてしまった自分には、もうこのコートは着られません。
残念ながら廃棄することにしました(TへT)/~~~。
コートの技術進化にビックリ(; ・`д・´)!、というお話でした♫
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