苦しかった婚活時代
30代後半の、婚活の話・・・。
それまで10年付き合っていた彼と別れ、途方に暮れていました。
やっぱり、誰も私を人生のパートナーとして選んでくれないんだ・・・
仕事では頑張って成功していて、ある程度ですが人望もあると感じていた。
高校生の時から、切れ目なくステディな彼がいた。もっとも短くても交際期間(あるいは同居期間)は5年以上続くので、自分にとてつもない欠陥があるとは(客観的には)考えにくかった。明らかな欠陥は顔とバストサイズだが、そんなの付き合う前に分かるだろう・・。
ともかく、誰も最終的に私をパートナーとして選んでくれなかった。
ひとりで生活することは苦ではなかったが、自分に「誰にも選ばれなかった女です」という札がついているようで辛かった。
誰かと人生を歩いていきたかった。いや、それ以前に、誰かに、選ばれたかったのかもしれない。
そして結婚相談所の門をたたいたわけですが、
30代後半、不美人(写真)。のプロフィールに食いついてくる男性がいるわけもなく、たまに連絡があったとしても、全く話が噛み合わない。
なんというか、コミニュケーション能力に大きな問題があるか、もしくは知識欲レベルが低すぎるか、どちらかのタイプの男性ばかりだったのです。
振り返ると、自分の周囲にいる人間は、プライベートでもビジネスでも、受験戦争を勝ち残った、コミニュケーション能力の高い男女ばかり。
そういった環境って、考えてみると人生の中で最低でも高校受験ころから規定されている。
しかし、婚活というシーンにおいては・・
そんな人たちは滅多に残っていないのです。至極当然のことでした。あ、正確に言えば私のような30代後半の不美人にコンタクトを取ってくださる方の中には、自分の周囲にいるような(自分にとってごく普通の)方々はいませんでした。
それに引き替え、婚活で出会った独身女性たちの、なんと優秀なこと。人間的にも素晴らしい方が多く、社会で揉まれるうちにどんどん人格は上がるけど、結婚の機会や選択肢はどんどん狭まっていくんだなあ・・・と感じました。
そしてなぜか美人さんが多い!
いろいろな意味で、自分の望むご縁をつかむのは無理なのかもしれない・・・そう思ってますます先々に対して悲観的になっていました。
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