四十歳で結婚も良し

いろいろあって39歳で結婚しました。
諦めたことも多いけど、面白い人生です。

元気だったころの娘

どなたかのお役に立てれば、という気持ちで前回は病中の娘の写真を掲載しましたが

病気になってからの娘の写真を見ると、たくさんの感情が押し寄せて、平静ではいられなくなります。


最近は、元気だったころの写真しか見ていません。


娘の基本的キャラクター↓



家訓は「面白ければ許される」でした(?)


私は、娘が8才のときに嫁に来ましたので、実はそれまでの娘のことは知りません。


幼い娘の写真は主人のアルバムからもらいました。


1才なりたて





3才

介護用品でよかったもの(検索用/フレンチブルドッグ 寝たきり 高齢 病気)

介護も、いろいろな段階で必要なものが変わってきます。


まだ、なんとか歩けたうちは、
高床式?フレブル専用のごはん台に大変お世話になりました。
https://item.rakuten.co.jp/matsumi-ours/10000233/
元気なうちから使ってもいいの(わんちゃんが楽なの)では?と感じました。



そして、隙間に入り込んでパニックにならないように、たくさんのフェンス。
ホームセンターに置いてある普通のものを買っていましたが、
そのうちフェンスの隙間に足を突っ込んだり、爪を引っかけたりするようになり、可哀想でしたので、透明な強力ラップのようなものですべてのフェンスをぐるぐる巻きにしました。15個ほどのフェンス安全に巻きにするのはかなり大変でした。


こういう経験から、下のような製品を最初から求めるべきだったと思っています。これはきっと安心!




次にベッド。
昨年春頃から、犬用ベッドの段差を越えられないようになったため、
西松屋で赤ちゃん用の敷布団や掛け布団、おくるみなどを求め、
また人間用の足元マットなど組み合わせ、なるべく足がひっかからないように工夫をしていました。


娘の下にある白い物体は、西松屋の「おくるみ」。これはふわふわしてよかったです。
クマのお顔がついているカバーの下には、ペットシーツを巻き付けています。
うさぎ柄の敷布団カバーの内側にもペットシーツを装着しています。
この後、数時間おきに粗相をするようになったので、ファスナー式のカバーの脱着・洗濯が毎回大変なため、人間の敷布団カバー(フラットタイプ)に変更しました。(ペットシーツを敷いて、その上からフラットカバー)。
ちょっとしたことですが、ずいぶん楽になりました。


ここから半年、
いつ寝たきりになってもおかしくない・・というときに購入したのは体圧分散マットです。Mサイズを購入しました。



この上にペットシーツを敷き、フラットカバーをかけて使いました。
寝たきりの娘には良いように感じましたが、少し固いような気もして。。
もっとふわふわにしてあげたくて、北海道にあるホームセンター「ホーマック」でマシュマロのような触り心地のベッドを買いました。



気持ちよさそう・・・


こちらのほうが身体への負担が少ないように思えましたが、
身体に触れた部分に熱がこもるのが難点でした。
ひんやり感覚のガーゼやタオルケットのようなものを夏場に買っておけばよかった、と後悔しました。昨年の夏、浅草のお店に「赤ちゃん用ひんやりガーゼ」でとても良いものがあったんです。でもこの時ネットで探しても無かったのです。


そのため、このマシュマロベッドと、体圧分散ベッドを交互に使っていました。


時には、西松屋の敷布団の上に掛け布団を半分折りに敷いてふかふかにしてあげて、その上で寝せることもありました。それも気に入っていたようでしたよ。


うまく歩き回れなくなった時点で、足に床ずれようなものが出来かけていました。
そのとき、札幌の「ペットランド」という大型ペット用品店で見つけたのが足サポーター(ピンクの毛糸のがそれです)。これはよかったです。床ずれが消えました。


寝たきりになったあと、床ずれ専用のサポーターも買いました。
こちらのほうは巻くだけで装着しやすかったですが、その後床ずれが出来る様子がなかったこともあり、ほとんど使いませんでした。
https://item.rakuten.co.jp/oyatsu/rc167/?s-id=pc_shop_recommend&rtg=dca7fabb7db2c8b2dded1c5a2218246a#rc167


食事
ロイヤルカナンのミルクは本当に助かりました。


自力で食べられなくなってからは、木のお皿と木のスプーンで食事をさせていました。
お皿はともかく、スプーンは、歯当たりの良い木製が良いのではないかと思います。


とりあえず以上です。
わずかでも、どなたかの参考になればうれしいです。

亡くなる1日半前のこと

21日の夜中(実際には22日未明)、娘は鳴いていました。


キャ・・ン、キュ・・ン、という鳴き声でした。
どこかが痛かったのかもしれません。
ひょっとしたら暗闇が怖くて不安だっただけかもしれません。


その時は2階の寝室に一緒に寝ていたので(ベッド下に娘と私、ベッド上に主人)
私が「どうしたの・・」と軽くなでたり、ただ見つめていたり、ただオロオロするだけという状況でした。


主人が起きてしまう、明日の診療に差し障るから一緒に1階に降りようか、、と迷っているときに、
主人が起きてきて、娘を抱っこしました。


抱っこの姿勢は娘は苦しいはず。
娘は変わらずきゃん、、きゃん、、と鳴いていました。
主人は娘を仰向けに抱っこして、ゆるやかに揺らしながら、
「そうだよね。ずーーっと頑張ってきたんだから、たくさん鳴きなさい。思い切り鳴きなさい。本当によく頑張ったね・・・。」と娘に話しかけました。


仰向けになった娘は、鳴きながら前足をばたつかせました。
苦しいのかも・・と思わず立ち上がった私でしたが、
主人は
「そうかー、走ってるの・・・。たくさん走りなさい・・・」
と語りかけました。


しばらく抱っこして、主人は娘を布団に寝かせました。
しばらくして娘は大量に嘔吐し、
その後、寝ました。


娘が鳴いていたのは、吐き気に苦しんでいたからなのかもしれません。
どこかが痛かったのかもしれません。
ただ暗いのが怖かっただけかもしれません。
そのすべてかもしれませんし、
主人に抱っこされた姿勢は少しつらかったかもしれません。


でも言えるのは、このとき、娘は主人から確かな愛を感じたはずです。


オロオロするばかりの私では、娘を幸せにできない・・
お父さんに、抱っこしてもらって本当によかったね。
そう思った夜でした。




10歳9か月のときの娘です!