四十歳で結婚も良し

いろいろあって39歳で結婚しました。
諦めたことも多いけど、面白い人生です。

最後に歩いた日と、使わなかった車椅子。

動画をこのブログにアップしようと試行錯誤していますが、うまくいきません。


アップしたかったのは、娘が最後に歩いた日(12月11日)の動画です。


9月ころから左回りにぐるぐる回るようになった娘でしたが、
ハーネスを付けて、娘の左側に人間の脚を押し付け、ゆっくり歩くと、なんとか歩くことができました。
これは主人にしかできなかった技?で、
私は何度もチャレンジしましたが、一歩も歩かせることができませんでした。
人間側の脚の動かし方(娘の体を動きながらサポートする)にかなりのコツが必要でした。
その動画を見ていただきたかったのですが・・・。
写真が残っていないのでイメージをお伝えすることが出来ず残念です。


娘はペロペロと嬉しそうに舌を出していました。


このころはそのようにして1日何度か歩かせていましたが、
なぜかこの時、「歩けるのはこれで最後だ」と感じ、撮影をしました。
そして、その通りになってしまいました。


10月ころから自力で立ち上がるのが難しくなったのに、
工夫をすれば歩ける。とても幸せそうに歩く。
乳がんが無ければ4輪の車いすという手段もあったはず。
(車いすはどうしても乳がん部分に圧力がかかるので使えませんでした)


娘が健康なころは、車いすのわんちゃんを見ると、「却ってかわいそうなのでは・・」など感じていましたが、
決してそうではない(そうではないケースがきっと多い)ことを実感しました。


(そのわんちゃんにもよりますが)犬にとってアクティブに動くことは生きる前提のようなもの。
無理に歩こうと頑張って頑張って・・・、歩けたときの娘の輝く顔を見て、心からそう思いました。


車いすが必要ない犬生であることが最高ですが、それがかなわぬ場合、車いすで歩ければそれで万々歳。


うちは乳がんのため結局使えませんでしたが、この車いすはとてもよかったです。
ご参考まで。



娘14歳。