四十歳で結婚も良し

いろいろあって39歳で結婚しました。
諦めたことも多いけど、面白い人生です。

(前回記事に続き)ANAビジネスクラス

ロサンゼルスからの復路は、ビジネスクラス。


ANAのスタッガードタイプ、とても良いと思います。


スタッガードシートの説明↓

https://www.ana.co.jp/serviceinfo/international/inflight/guide/c/seat/


スタッガードシートに乗るのはこの時まだ3回目でしたが、前2回は中央横並びの席に座りました。
が、間にサイドテーブルと壁?があるのでイマイチ交流できず、特に復路は寝てばかりということもあるので、今回、窓際に縦並びで座ってみることにしました。



主人は左窓際の先頭席。

※77Wの7Aですから厳密には先頭じゃないのですが。(詳しい方は気になると思いまして念のため。)


通路側にサイドテーブルがあるし、前方に人がいないし、個室感満載です。

超ご機嫌でした。(よかったね♪)


「個室感」に限れば、この主人の席はファーストクラスより良い気がします。


私は主人の後ろの席。




席が通路側、サイドテーブルが窓側になり、通路の通行が気になると言えば気になります。


デザートは選びやすいですけどね。


それより気になるのは、せっかく窓側席なのに、窓の外が見えない。


窓が遠い・・・

地上はまだしも、一旦飛び立つと下界は全く見えません。

えーと日焼け予防には良いです。


それにしても、

どの席に座っても、周囲の人の存在を薄くできる構造。

フルフラットになるシート。

足元の荷物入れスペースや、大き目サイドテーブル。

すべてが機能的で、必要十分条件を満たしています。



往路にファーストクラスに乗ったことで余計に、

「ちょうど良いことの心地よさ」を感じられます。



食事(メイン料理)はね・・・見た目は綺麗なんですけどね・・( ;∀;)

ほとんど残しました。


ここ数年のANAビジネスクラスのメイン料理、

洋食は、くどいばかりで旨みが感じられません。

和食は、塩辛いくせにボヤっとした味付けです。素材の風味が消えてしまっています。

前菜や付け合わせは美味しいものも多いのですが、なぜかメインがダメです。

せっかく苦労して作ってくださっているのに、ごめんなさい。私の舌の問題かもしれないけれど。。


結局ラーメン(みそ味)


メインよりこっちのほうがだいぶんマシなような、、、






食後のコアントローがやたらと美味しくて、ロックで沢山いただいちゃいました。


そうそう、ビジネスクラスのワインも、一昨年までよりも昨年のほうがかなり美味しくなっていました。



で、結局ビジネスクラスとファーストクラス、どっちがいい?

という話ですが、そりゃファーストクラスのほうがいいです。特に食事とお酒とサービスが圧倒的です。

でも、私には色々オーバースペックすぎて、無機質なビジネスクラスのほうが正直落ち着きます。

ただ、ビジネスクラスのお食事(メイン料理)に関しては、ファーストクラスとの比較以前に、最低限の改善が必要と思います。


あと、満席の場合にCAさんの対応が遅いかな。食事やお酒、かなり待たされますね。CAさんの数の問題だと思います。


マイルでタダ乗りしている時はいいんですが、何十万円も払ってこれでは辛いかな。


そんなわけで、お食事は是非改善していただきたく、

また出来ればCAさんの人数配置に考慮を期待しつつ、

今後もビジネスクラスでお世話になりたいと思います。


ANAファーストクラス

昨年、人生初の「ファーストクラス」に乗らせていただきました。

と言っても片道だけ。


結婚してからは、毎年夫婦で特典航空券で旅行をさせていただいています。

(私が貯めたマイルで。)


昨年の旅行は、ロサンゼルス往復をビジネスクラスで予約しようとしたのですが、

往路は1席しか空きが無く、

ファーストクラスだと2席空いていたので、思い切って予約した次第です。


2人とも人生初の(そしてきっと今後二度とない)ファーストクラスということで、

心の中では旅行のメインイベントの1つになっていました。


今思い出してもウキウキします。無料で良い経験をさせていただきました。


私のように、特典航空券で思い切ってファーストクラスにするかな?ビジネスクラスでいいかな?と迷っておられる方の参考になればと思い、記事にします。


ただ、1年前の記憶なので内容は粗いです。お許しください。



成田空港でちょいトラブルがあり、ギリギリで駆け込み搭乗。


搭乗してすぐ、「パジャマに着替えますか?」と聞かれ、駆け込みで汗だくだったので汗が引いてから・・とも思ったのですが、主人がむしろ早く着替えたいとのことで2人ともすぐパジャマ姿に。汗ふきシートですっきりしてから着替えたのでリラックスできました。(主人も汗ふきシートにえらく感謝していました。持って行って良かった。)

※ファーストクラスでいただけるパジャマは、女性には少し大きすぎました。機内では充分使えるものでしたが今後も使用する価値はないと判断し、2人ともロサンゼルスのホテルに廃棄してきました。記念の品なので勿体なかったんですけど、荷物になりますし。


全8席(全2列。1-2-1配列)のうち、私たちは2列目中央隣り合わせ2席に座りました。

隣り合わせと言っても、2席の間がほぼ完全に仕切られた形で、寝ても座っても自分たちの頭からかなり遠い位置に小窓がある↓ので、ほぼ交流できません。(主人就寝後の散らかった画像ですみません)

これだったら、通路を挟んで窓側との隣あわせのほうが、まだ顔が見やすくて良かったかも?でも距離的には遠すぎるから会話ができないか・・・。パートナーと搭乗する場合は座席の選択に悩みますね。




この写真で見ると狭そうですが、めちゃくちゃ余裕があります。

ビジネスクラス(スタッガードタイプ)と違って割と普通に寝返りが打てます。


私の席の、通路を挟んで窓側の席は空席でした。

CAさんが、「こちらのお席もご自由にお使いくださいね」とおっしゃってくださいましたが、

後片付けが大変になるのも悪いなあ、と思って使いませんでした。(画像なし)




頭の近くには、いろんな入れ物やコントローラーがあります。

写っていませんが、ヘッドフォンはさすがのクオリティでした。



足元は、余裕がありすぎて、むしろムズムズしてしまいます。。。

テレビにも、荷物にも遠すぎ。(コントローラで、座面を前方に移動させることはできます)

ちなみにバッグはどちらもgentenです。旅行時使いやすいですよ。

※お洋服は、海外旅行時はすべて現地に捨てて帰ってきます。「もう着ないけど捨てるタイミングが難しい」というお洋服を総動員します。このとき履いているのはユニクロの、使い込んだジーンズです。ファーストクラスに乗るのに恥ずかしいかなあと迷いましたがこれが自分のやり方なので仕方ありません。



食事は和食を選びましたが、お味は最高でした。

ここが、ビジネスクラスとの決定的な差でした。

そもそも、ファーストクラスと比べるまでもなくANAのビジネスクラスの食事はちょっとひどいと思います。前菜は美味しいのですがメインがあまりにも・・。改善を切に希望します。


とにかくファーストクラスのお食事は最高でした。




出汁の旨み、調味や細工の繊細さ。

都内ならコースで1万円ではいただけないと思える内容でした。

お酒に至っては好きなものを1グラスずつ好きなだけただけるので、盆と正月が一気に来たような気分です。(私たちはワイン好きなので和食にもワインを合わせましたが、日本酒もおいしそうな銘柄が沢山ありました)


Oh、メインの写真がありません・・・(謝)。


メインコースのほかにも、いろいろオプション料理を選べるのですが、

私たちは胃が小さいので無理でした。

でも、そらとん(ラーメン)をいただきたかったので、コースのご飯をいただかずラーメンに切り替えました。(繊細な料理の後なのに。バカ舌なんですかねえ)


大好きなそらとんですがコース料理の後なのでもちろん全部食べられず。そういえば、半量にできますか?って聞いたけど結局対応してくださったのかどうか忘れてしまいました。


あ、写真はないですが、コースの最後にデザートも出てきました。

虎屋の羊羹(たしか夜の梅)と、お煎茶でした。さすがに羊羹は数ミリしか食べられなかったですがお煎茶が素晴らしく美味でした。空の上でいったいどうやってあんなに美味しく淹れらるのでしょう?お湯の温度など厳密になさっているのでしょうね。有り難かったです。(画像なし)



朝ごはんはエッグベネディクトをチョイス。




そらとんをいただいたせいでまだおなか一杯。一口しか食べられませんでした。


もったいない・・。

欲張るとだめですね。


実は夜中、斜め前窓際の男性の電話の声がうるさくて。。

ほかのお客さん全員が、何度も自席で立ち上がって、迷惑そうに声のする席をのぞき込んだりする状況。(私の主人だけ気づかず爆睡)

CAさんたちも、どうしよう・・と困り切った感じでオロオロ。

いつまで経っても終話する気配がなかったので私からCAさんに「なんとかしてください・・」とお願いして、黙っていただきました。CAさん、大変だなあ。

ファーストクラスにも、こういう困ったお客さんいるんですね。


そんなわけで、人生初のファーストクラス搭乗について簡単に書かせていただきました。


そうですね、お食事(夕食)とお酒とサービスは素晴らしかったです。お酒もあわせたら夕食だけで1人あたり最低でも3万円以上の内容と感じました。

座席も文句なしです。全く疲れないです。スタッガードタイプのビジネスクラスと比べても、さらに疲れないです。広いですからね。自由に寝返り打てるのは大きいです。


ただ、では自分がもしもお金持ちだとして、ビジネスクラスの2倍のお金を出してファーストクラスに乗りますか?と聞かれたら、それは無いなあ。


現実的には、アメリカならビジネス75万円、ファースト150万円、という感じでしょうが、そうですね、この場合ファーストクラス100万円なら乗ってもいいかな、という感覚ですね。150万円は払わないと思います。

繰り返しますが、仮に自分がお金持ちなら、っていう話ですよ!!

ビジネスと比べてどのくらい価値があると思うかという意見を、金額という指標を利用して述べているだけでござります。というか、要するに妄想でございます。


あ、あと、ロサンゼルスは10時間ほどで到着してしまうので、起きている時間が短くなってしまいます。

せっかくファーストクラスを利用するならニューヨーク・ワシントン行きのほうがいいかもですね。ニューヨーク無料特典航空券は人気なので確保するのは至難の業ですが。


復路のビジネスクラス搭乗は、次に書きます。








田舎の緩さ?

こちら北国。

主人の自営を手伝っています。


こっちで東京との違いをあれこれ言うと嫌われますが、

あまりに仕事が緩い!緩すぎる!


いまだに「メールの調子おかしいみたいで、そちら様の原稿がこっちに届いてないんですよ」「あ、もう一度見たら来てました(by印刷会社社長)」が通用すると思ってる。久々に聞いた言い訳、、確かに15年前まではそういうこと言ってる人いたなあ。

そんなことの繰り返しなので、先日は原稿送って送った旨電話して、これで大丈夫だろうと思っていたら、3週間経って「来てないです。本当に送りました?」とさ。


広告代理店も、広告料金15000円と書いてある契約書にサインしたのに、集金の段階になって「やっぱり3万円でした。えへへ」。これ数日前の話。


全国で一番大きいおそうじの会社も、ここ田舎の営業所になると緩い。

請求書通りに入金したら、入金後かなり経ってから「当方に請求漏れがありました」って新しい請求書を送りつけてきた。

漏れていた金額分だけでなく、既入金分+漏れ分の合計金額の請求書。

差額を私が計算して、もう一度振込手数料当方負担で振り込めってこと?!こっちが入金したことすら確認せずに送り付けてきたの?さすがに怒りを抑えつつ電話しました。経理担当が「すみませーん。じゃあ不足分は翌月ということで」って言ったけど彼女は自分のしたことの意味をよくわかってない。これが本日の話。


都会ならさ・・

「じゃあアンタのところはいいから、明日からよそに頼みます!」

で済むんだけど、

こっちだと選択肢が無いし、

選択肢があったとしても、今よりさらに事態が悪化する可能性が高い・・・。


ぐぅぅ

と声にならない声を出しながら机に倒れていると、「苦労をかけるねえ」と主人の声。


まあいいんですけどね、あなたがいれば・・・。

ひとつひとつは些末なことですし。



とは言えまじめな話、毎日こんなことばかり。

こういう心がけの低い人ばっかりじゃ、田舎と都会とで様々な格差が出て当然かなあって思っちゃう。

頭が良い人・仕事ができる人の多くは都会に出て行っちゃうんですかね?


田舎が都会が、という話ではなく私の周囲で特異的に起こっていることなのかもしれませんが、、。


別に優秀じゃなくていい。普通の人たちに囲まれて仕事がしたいでごわす。