四十歳で結婚も良し

いろいろあって39歳で結婚しました。
諦めたことも多いけど、面白い人生です。

雪国の軽自動車

主人が独立開業した3年前、私は通勤のために中古の軽自動車を買いました。

ここは車がないと暮らせない地域なのですが、

主人より一足先に退社し、買い物をして夕食を作るためです。


いまの軽自動車ってすごいですね。

キビキビ走るし、(もちろん)小回りが利くし。

いまの季節だとメリットばかりで何の不満もないのですが、問題は冬です。


この地域は、1年のうち半分は雪に閉ざされます。

雪道の軽自動車での運転は高度な技術と大きな勇気!が必要になります。


北国の方はお分かりだと思いますが。。


この地域、

朝はどんなに暖かい日でもマイナス10度以下(通常はマイナス15度〜25度)、最高気温もマイナス5度くらいが基本です。もう、道路はツルッツルです。


曲がりたいところで曲がれればラッキー。(充分減速しても路面状況によりハンドルが利かなくなることがります)


普通にまっすぐゆっくり走っていても、ホワイトアウトで気付くと雪山に突っ込んでいた、ということはほとんど日常茶飯事です。


軽自動車の私が、一番嫌いなのは轍。

轍の深さは、ひどいときは30センチ以上あります。普通でも15センチはあるでしょう。

ガッチガチに凍って、グリングリン滑ります。

轍が深い場合は、轍と轍の間の氷が車体の腹の部分に当たるのでひどい摩擦音がします。


そこを軽自動車で走るのはエライ仕事なんです!


まず、轍のサイズが軽自動車のタイヤ幅より広いことが多いので、

その場合、片方のタイヤを轍に、片方は轍と轍の間に置いて走らねばなりません。轍が深い場合、車体が大きく傾きほとんど片輪走行という感じで、ヘタレな私は生きた心地がしません。


もっと怖いのは、運良く?轍のサイズにタイヤがカポっとはまった時。

ツルツルの氷の轍の内側ギリギリにタイヤが乗るので、何というんでしょう、モノレール状態というか、

もうどっちにもハンドルを切ることもできず、ブレーキもよく利きません。


冬季はみなさん本当に注意深くゆっくり走っていますが、

わずか8キロの通勤路なのに、冬は数日に一度は事故を目撃します。大袈裟じゃないんですよ。本当なんです。もう、注意とか技術とかを超えたレベルの世界なんです。。


私はラッキーなことにまだ無事故(雪山に突っ込むのは事故と定義していない(^◇^;))ですが、

冬季は緊張のあまり身体中が痛く、運転鬱、になりそうです。


そんなわけで、話が長くなりましたが、

せめてもの対策として、普通車に乗り換えることにしました。

その記事は後日。。