17歳と1ヶ月
娘は今日で17歳と1ヶ月になりました。
これはひと月前の、お誕生日の写真です。
今はもう、立ち上がることができません。
振り返ると、、。
下垂体腫瘍と診断されたのは昨年8月。
今年8月、病後重宝していた「背高お椀」からご飯を食べられなくなり(下を向けないのと、全身の筋力低下で立っていられない)
ご飯は手で与えるようになりました。
同じ時期から、トイレでの排泄は難しくなり、垂れ流しになりました。
フレンチブルドッグはオムツが固定されない体型で、保定用具をいくつか買いましたが、ただでさえ辛いのに可哀想でやめました。
なので、毎日洗濯機が6回転くらいします!
そして、10月のはじめには、米粒ほどの固形も食べられなくなりました。
獣医さん曰く、顔周りの筋肉が落ちて咀嚼ができなくなったとのこと。
でも、ブレンダーをして液体にすれば、何でも喜んで食べます。お椀を舐めてすくうのは無理なので、スプーンですが。
お水も同様にスプーンです。
お薬は全て乳鉢ですりつぶして、ロイヤルカナンの栄養ミルクか、液体ご飯に混ぜます。
ほとんど歩けなくなったのもこの時期でしょうか。歩いても、同じ場所をぐるぐる回ってストンと座り込む感じです。
実は乳がんもあるのですが、発見したのは下垂体腫瘍と診断された前後だったので、
手術はしませんでした。それがいまでは卵大の大きさになり、ゴツゴツして今にも破れそうです。
車椅子も発注してみました。歩くには大変良かったのですが、ちょうど腫瘍部分を圧迫してしまうので、泣く泣く放置しています。
二週間ほど前から、熱が下がらず、身体が熱いです。
もう、右前足しか動かないため、立ち上がれないのに立ち上がろうとして何時間もズルズル回ったり、
変な姿勢で倒れてバタバタするので、目が離せません。
脈の感じから心房細動もあるようで、
それが原因か、癌の肺転移があるのかわかりませんが、1日1回程度呼吸困難の発作が起きます。
でもなぜかロイヤルカナンのミルクを飲ませると軽快します。
この一週間は鎮静のためにジアゼパムを飲ませています。
あまり効きませんが、飲まないよりマシです。
試行錯誤、あれこれお互いに頑張っているうちに、1日24時間がすぎていきます。
東京への仕事にも行けず、地元のクリニックにも通勤できていません。
もう、人間の方は、体力的にも精神的にも経済的にも(稼げないので)、限界をとうに超えてしまっていますが、
一番大変なのは娘。
彼女が頑張っている限り、サポートしないわけにいきません。
ちなみに今日も食欲満点です!
現在の投薬内容(1日あたり)
デパケン400mg
イーケプラ250mg
プレドニン 6mg
ラミクタール24mg
ホリゾン1回あたり6mg〜8mg(1日2回から3回)※これはかなり高い用量だと思います。
何かのご参考になれば、、。
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