四十歳で結婚も良し

いろいろあって39歳で結婚しました。
諦めたことも多いけど、面白い人生です。

40代のお洒落 その2 眼鏡編

まず、手をつけたのは眼鏡でした。

やっぱり慣れている東京で探すのが一番!ということで、東京での仕事帰りに立ち寄ることにしました。(いまでも独身時代の仕事を細々と続けています)


以前から知っていた、銀座の眼鏡屋さん。

http://www.obj.co.jp/

以前は、このお店から徒歩圏内に住んでいました。その頃はコンタクトレンズで、眼鏡は夜寝る前だけ使うものでしたので、こんなお洒落なお店に入る必要がなかったのです。

当時からお世話になっていればジプシーになることもありませんでした・・・


おずおずと入店、地元で素敵なフレームを探せないことや、お洒落ジプシーになってしまっていることを伝えると、「まずはご自由にご覧ください」とおっしゃっていただき、大量のフレーム畑?の中をうろうろ。

いくつか手に取って顔に当て、似合う似合わないを判別していました。

ちなみに、私はフレームを選ぶときはコンタクトレンズをします。(目の病気がありますが、ごく短時間なら装着できます)視力0.01のド近眼のため、コンタクトをしないとフレームが似合っているかどうか見えないので・・。


ショップのお兄さんは、私が手に取るフレームの種類や、顔・雰囲気をそばで見ていてくださり、少ししてから「こちらなど、いかがですか?」とお持ちになりました。

さっそく着けてみると、おおっ!似合います!しかも好みです!さすがプロ!

その後、5つほど持ってきていただきましたが、すべて似合います!自分で選んだ時間はなんだったのだろう。。

どのフレームも個性があってとてもお洒落。全部下さい、と言いたくなりましたが、フレームだけで1つ3~4万円するので何とか2つに絞ることにしました。


ひとつは、上辺にだけプラスチック素材の入ったタイプ。ハーフリムタイプというのかな?レンズの形はフォックスに近いですが、薄めの茶色で優しいけど知的な雰囲気。


もうひとつはスクエア型なのですが、フレーム本体からレンズの部分が少し浮いたような、なんというか近未来的なデザインになっているタイプ。色で迷いましたが、レンズ回りは黒、耳にかかるラインは紫のものにしました。


上のは優しい雰囲気のお洋服、下のはかっこいい系のお洋服に合わせようと考えました。

レンズ代も入れると合計は15万円を超えましたが、とても満足のいくお買いものでした。


その後も何度か伺っていますが、他店にありがちの「かっこいいけどトンガリすぎて一般人には使いにくい」感じのものは少なく、日常使いのできる素敵なフレームが多い上に適切なアドバイスをいただけるので、お勧めです。





40代のお洒落 その1

40代のお洒落って、本当に悩みますよね・・・


40歳くらいまでは悩まなかったんです。

お洒落は好きなほうだし、それまでの延長線上のスタイルでよかった。

雑誌で言えばDomaniとか、ああいう雰囲気のセレクトをしていれば違和感はなかった。。


しかし42歳くらいのころ、もともとの目の病気が悪化して、コンタクトレンズから眼鏡に変更せねばならなくなりました。


そうしたら、もう!

ただでさえ地味顔なのに、さらに眼鏡の似合わない私。

コンタクトレンズのときはアイメイクでごまかせていた顔の印象が一変してしまいました。

なんていうのかな、そうそう、”阿佐ヶ谷姉妹”がもっと不細工になった感じになってしまいました(ごめんなさい)。


ど、どうしよう・・・。


この顔に似合う服なんて・・・。


お金をかけるのも申し訳ないような気持ちになり、

ユニクロさんやzaraさんのお洋服を適当に着るようになってしまいました。


もちろん、上記のお洋服をお洒落に着こなしている方々も多くいらっしゃいますよね。

でも私にはできなかった。

そもそもの着こなし力の問題がほとんどですが、気持ちの面も大きかったと思います。

やっぱり、着ていて楽しくなかった。

触ってウットリ、眺めてウキウキできる服じゃないとイヤなんですね。

でも手持ちのブランド服は似合わない・・・どうしたら。


そして眼鏡。

結婚して東京から北国の田舎に引っ越したので、近所のショッピングモールで作ったのですが、フレームの種類に限りがあり、「ある中ではこれが一番マシ」という観点で選ばざるを得ず、満足のいくものに出会えていませんでした。


あとは髪型。

髪の量が少なく猫毛なのですが、物心ついたときから、ずーっとロング。

ここ15年間は、軽くパーマをかけてゆるふわを目指していましたが、いつもクタっとしていて老け顔を強調していました。


お洋服、眼鏡、髪型。

どれも満足がいかず、一から改造計画を始めました。(続きます)








結婚相談所カウンセラーの一言

先日、クリーニングに出したブラウスをクローゼットにしまう時、ふと思い出したことがありました。


全国的に有名な結婚相談所に登録した日のこと。私は37歳だったかな?

担当だというカウンセラーさんと、少し話をして。

ずっと恋人はいたけど結婚志向のない相手ばかりだったことや、仕事を頑張りすぎて会社の取締役になってしまっていること、仕事上でも男性との出会いはあるが立場上とても恋愛モードにはなれないことなど。


それでは今日からよろしくお願いします、と帰ろうとしたとき、カウンセラーさんに「あら、これって、、」と呼び止められました。

私が着ていたカーディガンに、なんとクリーニングのタグが付いたままになっていたのです。


そんな失敗は、人生で最初で最後(いまのところ)だったのですが、真っ赤になって恥じる私に、

カウンセラーさんは優しく微笑み

「こういうところから、なおしていかないとね」

とおっしゃいました。


え、、治すって、、。こういうところから、、って?


37歳まで結婚できなかったから

私そのものに、なにか問題があると、、?

いや、問題の無い人間なんていないと思うし、不美人だし、今日はクリーニングのタグ付けてるけど、

その上から目線は一体。。。


その場は何もなかったように笑顔で挨拶してエレベーターに乗りましたが、

帰り道、独身女性への世間の目についてあれこれ考えました。


肝心のカウンセラーがああいう視線じゃ、もう先が無いよねえ、とため息が出ました。